マインドマップの書き方入門 No.3 「ペンはどれを選べばいい?」

マインドマップ 「LEARN」 (作: 塚原 美樹)
頭の中の整理として作成したマインドマップ

塚原美樹です。

 

マインドマップをほとんど知らないという人が、マインドマップを書くためのシリーズをお届けしています。第3回の今日は、ペンの選び方です。

 

「マインドマップ®」は丁寧に作成する場合もあれば、鉛筆書きでチョチョっと簡単に書くこともあります。鉛筆書きの時は、その辺に転がっている鉛筆やシャープペンで構わないですが、しっかり作成したいと思ったら、ペンにもこだわってみても良いでしょう。

 

では、実際にマインドマップを使い始める時、どのようなペンを用意すれば良いのかについてご紹介していきましょう。

 

 

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1.カラーサインペンと色鉛筆を使い分ける

しっかりとマインドマップを書くのは、書いた内容を長く保存したい時です。

 

たとえば、講義録や勉強のノートなどがこれに当たるでしょう。何度も見直すことで、記憶することができます。

 

この場合には、色鉛筆ではなくカラーサインペンを使います。また、カラーは10色程度は用意しておくようにしましょう。どのペンも10~12色程度のセットで販売されていますので、それを買うと良いでしょう。

 

サインペンは書き直しがきかないので、「書き間違えたらどうしよう」という気持ちになるかもしれないですが、間違ったら間違ったで構いません。間違ったところは×をつける、取り消し線を引く、などしても良いですし、塗りつぶしてしまって何かの絵にしてしまう方法もあります。

 

カラーペンは、色がはっきり、くっきりしていますので、見やすく保管にも向いています。ですので、マインドマップのブランチやその上に載せる言葉やイメージはカラーペンを使って書きましょう。

 

一方で、色鉛筆も使えます。カラーペンで書いたマインドマップの一部分に色鉛筆を使うと、下のカラーペンで書いた部分がうっすら見えて消えないため、非常に便利です。

矢印やクラウドを色鉛筆で書いても良いですし、セントラルイメージの一部やアイコンの一部などを色鉛筆にする、一つの塊として見せたいところを色鉛筆で囲むなど、さまざまなことに使ってみてください。

 

カラーサインペンと色鉛筆の両方がそれぞれ10色あれば、かなりしっかりとしたマインドマップを作成することができます。

2.大きめのマインドマップ用カラーペンはこれ!

三菱鉛筆 ピュアカラーF <中字丸芯+極細> 12色セット

写真 「三菱鉛筆 ピュアカラーF <中字丸芯+極細> 12色セット」
三菱鉛筆 ピュアカラーF <中字丸芯+極細> 12色セット

【品番】 PW-101T PC 12C

【カラー】 12色セット

【太さ】 0.8ミリ/0.4ミリ

【価格】 1,200円 (税抜)

 

太字と細字の両方がついているので、非常に便利です。国産のペンの中では、マインドマップに最も向いているペンではないでしょうか。

 

ただ、太字、細字の両方が使えて便利な一方で、細字のほうだけが早く出が悪くなります。また、ペン先はさほど頑丈ではないので、無理に力を入れて書くと割れることがあります。

 

色は12色と十分です。バラ売りもされているので、出が悪くなったペンだけを取り替えることもできます。

ステッドラー トリプラス ファインライナー・細書きペン 20色セット

写真 「ステッドラー トリプラス ファインライナー・細書きペン 20色セット」
ステッドラー トリプラス ファインライナー・細書きペン 20色セット

【品番】 334 SB20

【カラー】 20色セット

【太さ】 0.3ミリ

【価格】 3,200円 (税抜)

 

立て掛け式のケースになっており、ペンを取り出しやすい状態でケースを開けておくことができます。

 

ステッドラーは製図道具で知られたメーカーですので、ペン先も非常に丈夫で、割れることはまずありません。

 

20色ですので、微妙な色合いのペンが入っていて楽しめます。持ち歩くにはちょっと大変かもしれませんが、カッコイイので、人に見せたくなるようなお洒落なペンです。

スタビロ ポイント88ビッグポイント [Point88] 20色セット

写真 「スタビロ ポイント88ビッグポイント [Point88] 20色セット」
スタビロ ポイント88ビッグポイント [Point88] 20色セット

【品番】 8820-01

【カラー】 20色セット

【太さ】 0.4ミリ

【価格】 2,400円 (税抜)

 

色も20色と充実しており、カラフルで楽しいマインドマップを作成できます。写真のような六角形のケースのほか、楕円柱形のケースなどもあります。一本づつでも購入できます。

 

マインドマップの考案者トニー・ブザンも愛用しているというのが、スタビロのこのペンです。

 

スタビロはドイツ発祥の有名な筆記具メーカーなので、ご存知の方も多いのでは?

3.持ち歩きやすいマインドマップ用カラーペンはこれ!

パイロット ハイテックC コレト 500 (本体のみ)

写真 「パイロット ハイテックC コレト 500 (本体のみ)」
パイロット ハイテックC コレト 500 (本体のみ)

【品番】 LHKC-50C-B (ブラック)

     LHKC-50C-W (ホワイト)

     LHKC-50C-O (オレンジ)

     LHKC-50C-CP (コーラルピンク)

     LHKC-50C-LB (ライトブルー)

【カラー】 15色のゲルインキ レフィルが用意されている (別売)

【太さ】 0.3ミリ/0.4ミリ/0.5ミリ

【価格】 本体 1,000円 (税抜)・レフィル 各100円 (税抜)

 

レフィルを入れ替えて自分で好みのカラーの4色ペンが作れます。

 

これを2本持てば、8色になるので、出かける際にたくさんのペンを持たないで済みます。

 

ただ、他のペンに比べると、0.5ミリでも、書いた感じは細くなります。

 

小さな手帳に書きたい時などは、細く書くことができるので、逆に便利です。

4.マインドマップ用色鉛筆はこれ!

シャチハタ ファーバーカステル 色鉛筆 12色セット

写真 「シャチハタ ファーバーカステル 色鉛筆 12色セット」
シャチハタ ファーバーカステル 色鉛筆 12色セット

【品番】 TFC-CP/12C

【カラー】 12色セット

【価格】 800円 (税抜)

 

画材で有名なファーバーカステルのブランド名でシャチハタが取り扱っている色鉛筆です。

 

缶のデザインなどはファーバーカステルの雰囲気なので、お値段からするとお得感があります。書き心地もなめらかです。

 

カラフルなペンと色鉛筆は、見ているだけでも楽しくなってきますね。ぜひ、楽しみながら、いろいろな色を楽しんでみてくださいね。

  

 

 

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シリーズ記事 「マインドマップのかき方入門」

  1. マインドマップとは?
  2. ノートはどれを選べばいい?
  3. ペンはどれを選べばいい?