講師の安田裕美です。
「うわさの保護者会」というEテレの番組をご存知ですか?
小・中学生の子どもを持つ保護者と尾木ママが、今どきの子育てや学校教育をテーマとして座談会形式で進める番組です。
うちの息子も来年は小学生。予習のためにとりあえず毎回録画していまして、
先日「好き?嫌い?図工の時間」というテーマのものを見ました。
今、子どもたちの教育で重要視されているのが『STEAM』
Science-科学、Technology-技術、Engineering-工学、Art-芸術、Math-数学 の5つの頭文字だそうです。
科学や技術など理系テーマの中で、意外にも創造性や独創性につながる「Art」が重要視されているのですね。
でも、子どもたちは図工が苦手と感じてしまうことが多く、そこには親の関りが大きな影響を及ぼしているらしいのです。
その理由は何といっても「比較」してしまうこと。
他の子どもたちと比較して、または見えたものと比較して、親が上手い、下手を評価し、判断してしまうために、
子どもたちは自分が「絵が下手」だと思いこんでしまうそうなのです。
(確かに5歳の子供が描く遠足の絵なら、たこさんウインナーも虹も上手上手と褒められるのに、小学生になり成績がつくとなるとついつい余計な一言を言ってしまうんですよね。)
でもそのせいで、将来子どもたちを飛躍させる創造性や独創性が育たないとしたら、本当にもったいないと思いませんか?
マインドマップの講座の中でも、多くの方が「自分は絵が苦手」とおっしゃいます。
私自身も美術は5段階評価で「2」でしたし、絵はとっても苦手です。
でももしかしたら、勝手に「絵が上手な方」「写実的な方」と比較して、苦手と思い込んでいるのかもしれません。
そもそもマインドマップは絵をうまく描くことは目的ではありません。
自由に、楽しく、生き生きと絵をかき、それをもとに記憶したり、思い出したり、脳を活性化させることが目的なんですよね。
勝手に「苦手意識」を持ってしまって、脳に制約を与えてしまうのはとってももったいないのでは、と考えてしまいました。
皆さんもなぜ「絵が苦手」と感じるのか見直して、もっと自由に、もっと楽しくイラストいっぱいのマインドマップを描いてみませんか?
(講師: 安田 裕美)
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