代表の塚原美樹です。
マインドマップのアプリ、ソフトというのは、かなりの数が出ています。世界中のソフトメーカーがマインドマップの放射状の思考法に注目して、作っているんですね。
写真は、マインドマップの考案者トニー・ブザンが唯一公認しているソフト「iMindMap(アイマインドマップ)」のiPhoneでのアプリインストール画面です。
世界中にマインドマップのアプリ、ソフトは広まっていますが、その使い方には、ちょっとマインドマップの本質とはかけ離れてしまっているものも見られます。
たとえば、ロジックツリー的に物事を「分解」する側面だけに注目して使っているケース。
マインドマップの中心から外へ向かって、次元の上から下へと分解されており、論理的な思考法を反映し、綺麗に整理された形になっています。一つの使い方としてはこれで良いのですが、こういうマインドマップを見ると、「使い方間違ってないかなあ」と気になってしまいます。
本来、マインドマップは、思考の選択肢を広げるツール。
このことをしっかり理解できていないと、ソフトの使い方も間違ってしまうんですね、
マインドマップは、人間の自然な連想を活用し、分解的だけでなく統合的に思考することもできるツールですし、結果を書くというよりもプロセスを書いて、書いたものを見ながら考えるツールです。
ですので私は、あまりに綺麗に整頓されたマインドマップを見ると、「これ、考え終わった後を書こうとしているよなあ」「考えることそのものに使えていないよなあ」と思ってしまうのです。
あなたも、せっかくアプリ、ソフトを使うにしても、間違った使い方にならないように注意してください。思考の幅を広げるためのマインドマップなのに、思考方法が狭まって、「できない」「考えられない」と、ドツボにはまってしまいますよ!
(執筆: 塚原 美樹)
マインドマップを90分で体験できる「マインドマップ オンライン体験会」はこちら。
マインドマップを無料で学べる「マインドマップ・ビデオ講座」はこちら。