皆さんこんにちは!講師の岡べまさみち です。
脳には左脳と右脳があります。
左脳はことばや数を中心とした分析的で論理的な思考を行い、一方右脳は色や形を中心とした想像的な思考を行うと言われています。
そして、脳の働きを十分引出すためにはこの両方の働きを相互作用的に使うことがポイントとなります。
現代のビジネスパーソンは左脳が優位な頭の働き方をしている人が多いですね。
論理的分析的な思考は得意ですが、広く俯瞰的にモノごとを捉えたり、豊かな発想でアイデアを出したりすることが少々苦手・・・。
これは学校教育が左脳優先になっているので仕方ないのかもしれません。
学校教育では皆が同じ思考を出来るように、一定の問題を一定のやり方で解く方法を教えます。論理的な再現性のある思考を重要視しているのです。
あまり、創造力を鍛える教育はされてきません。
だから、私達は頭を上手に働かせようとするときは、少し意識して右脳を使うようにすべきなのです。
マインドマップは右脳と左脳の両方を同時に使えるように工夫されたノート術です。
だからマインドマップを使うと、思考力がアップしてモノごとをすっきりと素早く深く考えることが出来るようになります。
マインドマップを開発したトニー・ブザンは五感を磨くことの重要性を説いており、芸術的なマインドマップを描くことを推奨しています。
なので、たまには、少し工夫して綺麗なマインドマップを描いてみましょう。
例えばこんなマインドマップ。
カラフルにイラストだけで描いてみる。自由に連想を働かせてイメージを膨らませましょう。
イラストは色々な写真を参考にしましょう。
今はネットが発達していますので、沢山の画像を簡単に検索出来ます。
頭に浮かんだイメージに近い画像を探してみると、簡単に美しい画像が見つかります。
お気に入りの写真やイラストが見つかったら、それを見ながら模写してみましょう。
今回使った画材をご紹介します。
A3のコピー用紙と2種類のペンです。
ペンは広い面積を手早く着色出来るカラーの筆ペンと、細かい書き込みが出来るピンペン。
2つのペンを組合せて描くと、素早く表現豊かにマインドマップを描くことが出来ます。
筆ペン
Faber-Castell社のPITT artist pen
ファーバーカステルはドイツの筆記具高級ブランド。この筆ペンは発色がとても綺麗で書き心地も滑らか。大きめの文房具屋さんで扱われてます。
ピンペン
STAEDTLER社のtriplus fineliner
ステッドラー、こちらもドイツの製図用品の世界的メーカー。ペン先は固く、いつまでもヘタることなく書き味がとても良い。比較的安価で買い求めやすいので、愛用しているマインドマップインストラクターも多いです。
芸術の秋です。たまには、絵心を発揮して五感を刺激するマインドマップを書くと、頭がスッキリして気持ちいいですよ。
(執筆: 岡べまさみち)
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