
皆さんこんにちは!講師の岡べまさみち です。
カラフルに、沢山のイラストを入れながらマインドマップを描くと、脳を自由に伸び伸びと使うことが出来ます。
右脳の力が発想を広げ、記憶力を高めてくれます。
けれども、マインドマップを習いたての頃はイラストを入れにくいものです。
私達はことばを使って思考をし、文字でノートを書くことに慣れているからです。
私もマインドマップをかき出した頃は、あまり絵を沢山使うことは出来ませんでした。
言葉をつなげることが中心のかき方で、あまり楽しげなものではなく、左脳寄りの雰囲気が強いマインドマップでした。
もちろん、ことばを使ってかくマインドマップも悪くはなく、とても役立つノートの仕方ではあるのですが、やはりイメージを刺激するようなビジュアルでかいた方がよりパワフルに脳の力を引き出すことに繋がります。
今日は、マインドマップに絵を入れる習慣を作るための良い練習方法をご紹介します。
言葉をいっさい使わないマインドマップを10枚を目標に描いてみてください。
テーマは何でも良いのですが、例えば次のようなテーマが描きやすいと思います。
・自分の家にあるものをイラストで描き出してみる。
・好きな映画の登場人物やシーンを描き出してみる。
・色々な花の絵を描いてみる。
・色々な動物の絵を描いてみる。
・窓から見える風景を描いてみる。
・好きなアイドルの似顔絵を色々な角度で描いてみる。
・気に入ったコミックの登場人物を真似して描いてみる。
絵が苦手、と感じている方も少なくないのですが、絵を描く能力のない人はいません。
今まであまり絵を描く機会がなく、ただ練習をしていないだけで苦手意識を持っている方がほとんどです。
まず、描く対象をよーく観察して下さい。
どういう輪郭でどういう形をしているでしょうか?
どんな質感でどんな色をしていますか?
どちらの方向から光が当たっていて、どこに影があるでしょうか?
それでは、思い切って描き始めましょう。
画材は何でもOKです。
気に入ったモノで良いのですが、なるべくカラフルに描けるよう色を10色程度は揃えましょう。
始めは上手くいかないかもしれません。
思うように似せることが出来なくてイライラするかもしれません。
でも、まったく気にせずに最後まで描き進めましょう。
出来上がった絵を眺めて上手くいった点を探し、上手くいかなった点は次に改めるように工夫すれば良いのです。
時には、うまいなと思う他の人が描いた絵を真似してみてください。
そっくりそのまま写してみると、どんなテクニックを使って描いているのか気付きます。
そのようにして、何度も描いてみてください。
だんだんと自分でも気に入る絵が描けるようになって来ます。
面白いことに、絵だけのマインドマップを描く練習をすると不思議なことが起こりだします。
街の景色がよりはっきり見え出したり、ふと目に入ったモノの造形の美しさに気づいたりするようになります。
イメージ力が上がって、頭の中でより鮮明な映像が描けるようになってきているのです。
どうぞ楽しんで絵を沢山描いて下さい。
絵を描く練習がイメージ力を強くし、あなたの脳をより上手に使えるようにしてくれます。
(執筆: 岡べまさみち)
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