こんにちは! インストラクターの辻󠄀理恵です。
オンライン講座では個別面談を担当しています。
最近、セミナー講師で声をかけていただくことが増えました。
本業はファイナンシャル・プランナーなので、基本的には一般の
お客様向けのマネーセミナーですが、大変有難いことです。
ですが、時にはファイナンシャル・プランナー向けののセミナー講師を担当することもあります。
そして、いよいよその時がやって来ました。
テーマは「FPとして知っておきたい良い聴き方・悪い聴き方」。
持ち時間は2時間。相手はプロですし、目上の方もいますから、
こういったコミュニケーション系のテーマは構成づくりが非常に難しいです。
「もっともだ」と思ってもらえる内容と「飽きない」流れが重要です。
そこで、マインドマップに助けてもらうことに。
まず「良い聴き方ができている私」をセントラルイメージとしてかきました。
あとは、セミナーを聞いてくれる人の顔を思い描きながら、
こんな話をすれば納得感あるかなとか、こんな事例をお話ししようとか、
イメージできた項目の分だけブランチをかきました。
そうすると、大事なキーワードとしして「価値観」「感情」「楽」という
言葉が見えてきました。
このように、伝えたい事がはっきりしたので、あとは肉付けするだけ。
以下のような構成ができました。
(1)自己紹介
(2)今日伝えたいこと
★良い聴き方とは相手の「感情」や「価値観」を聴くこと
★それができると、聴くことが「楽」になる
(3)なぜそうなるのかの根拠(脳科学的な話)
(4)FPとして「良い聴き方」ができるメリット
(5)良い聴き方と悪い聴き方の事例紹介
(6)ワーク
(7)まとめ
こんな流れで2時間分のレジュメ構成が約1時間でできました。
もし最初からパソコンに向かっていたら、ここまでで何日も費やしていたでしょう。
もし、皆さんも何か発表資料をつくる機会があれば、ぜひマインドマップを活用してください。
マインドマップは「見える化する→俯瞰する→重要な要素を発見する」が全部できるので、
とっても時短になります。紙1枚で足りるのもエコで良いですよね。
では、今年も残り1か月を切りましたが、お互い時間を大切にして過ごしましょう!
(執筆: 辻󠄀 理恵)
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