マインドマップで思考整理 No.4 「フレームワークを使わないトップダウンの分類法 ~ 文章の柱をつかんで分類し整理するには」

写真 「書籍に存在するさまざまな要点」

塚原美樹です。

 

前回は、トップダウンの分類のうち、フレームワークを使う方法について解説しました。

 

今日は、「フレームワークを使わずに」トップダウンで分類し、整理していく方法を解説したいと思います。

 

これは、文章をまとめる時などに使うと良い方法です。

 

1.文章をまとめるマインドマップ

文章をマインドマップにまとめる時には、次の手順で行いましょう。

 

  1. 文章全体をざっと読み、いくつかのパートに分ける。
  2. それぞれのパートにタイトルをつける。
  3. マインドマップのセントラルイメージを描く。
  4. マインドマップに、タイトルの数だけメイン・ブランチを描く。
  5. 各々のメイン・ブランチの先に内容をまとめる。
  6. 最初から細かいところに入り込まず、まず大雑把にまとめ、徐々に細かいところを付け足す。
  7. なるべくイメージを活用しながら、まとめていく。

 

この方法のポイントは、最初から一つのブランチのところを細かく書くようなことはせず、最初は大雑把に全体的にまとめるというところです。

 

なぜ、このようにすると良いかというと、何かを理解する時には、まず全体像を把握したほうが理解が早まるからです。

 

文章を読みながら、いきなりノートにまとめて行こうとする人がいますが、これはあまり良い方法ではありません。まず、文章の全体の構造を把握するところから始めるのです。

 

さて、この方法もトップダウンの分類法の一つです。まず最初に、文章を分け、それぞれのパートにタイトルをつけることで、整理箱を用意し、その整理箱に内容をまとめています。

 

2.勉強に応用できるマインドマップ

文章をマインドマップにまとめる方法は、学校や資格試験のテキストにも応用ができます。

 

テキストの場合には、小見出しなどがしっかりついているので、文章をパートに分ける作業が簡単にできるはずです。

 

一方で、文章をまとめるときは、言葉が中心になりがちですが、あえてイメージを使うことをお勧めします。

 

イメージを使うことで、まとめた内容が記憶に残りやすくなりますし、文章で表すよりも図解化したほうが分かりやすいこともあります。

 

さて、関連記事を書いていますので、こちらもあわせて読んでみてください。

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