塚原美樹です。
マインドマップを使った試験勉強法を解説したこのシリーズ記事も、いよいよ大詰めです。
前回は、マインドマップを使って年間の学習計画を立てる方法について解説しました。今回は、年間計画をもう少し短い1、2ヶ月の計画に落とし込み、最終的には、1週間の計画にするところまでを解説します。
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1.月間学習計画を立てる
年間学習スケジュールができたら、直近の1、2ヶ月は、もう少し詳細に計画を立てます。
最初におおまかに全体を見ておくことで、各科目にどのような項目が出てくるのかという想像がつきやすくなりますので、計画も立てやすくなります。
このマインドマップは、2ヶ月を9期間に分け、何をどのように学習するかを計画しています。
前回の年間学習計画のマインドマップと、このマインドマップは、中長期にわたって見直すものなので、カラフルなフルマインドマップにしておいたほうが良いのではないかと思います。セントラルイメージに、合格した時の嬉しい様子などを描いておくと、この計画のマインドマップを見るだけでもやる気が起きるので、効果的ですよ。
2.週間計画を立てる
最後に、週間計画を立てます。
これは、上記の1、2ヶ月の予定をもとに、1週間に学習すべきことを書き出します。この段階では、毎日の学習時間も記入します。すると、何時間でどこまで学習しなくてはならないのかも明確になるため、学習への集中度も上がりますし、日常の仕事や生活をしながら、毎日、何時間、学習時間を捻出すべきかも明確になります。
前回、学習計画を考える最初の段階で、1日の必要学習時間数を算出していましたね。それにもとづいて、1週間の総学習時間を明確にし、その学習時間をそれぞれの日に割り当てましょう。
何か用事がある日には学習時間を確保できませんので、1週間をひとかたまりとして、「1週間で◯時間勉強できればよしとする」のような目標を持つ方が、現実的でしょう。
このマインドマップは、短期で活用するものなので、ミニマインドマップで十分ではないでしょうか。このマインドマップのように、毎日の学習時間は、別の色で書いておくと、分かりやすいですね。また、学習が終わったものについては、チェックマークを入れるとよいでしょう。このマインドマップは、赤字でチェックが入れられています。
3.学習報告をする
マインドマップを使った学習計画の方法についてはここまでですが、学習を続ける一つの方法として、私が行っていたことをご紹介します。
私の場合には、手帳に毎日、何時間学習したかを記録していました。さらに、毎週日曜日の夜、インターネット上の学習コミュニティに、1週間の総学習時間を報告するようにしていました。これを1月の最初の日曜日から始め、2次試験直前の10月半ばまで、一回も欠かさず、毎週実行していました。
学習報告を公の場で行うようにすると、いやがおうでも、学習しないとならなくなってきます。ですので、「必ず、合格する」という気持ちを持ったら、周りの人に「毎週必ず学習時間を投稿します」と宣言して、必ず学習報告をしてみてください。
この方法はかなり有効で、これをやり続けられる人は、まず合格できます。
実際に、私が試験勉強をサポートする場合には、「毎週日曜日に1週間の総学習時間を必ず報告してください」とお願いします。これをきちんと実行した人は合格しています。残念な結果に終わってしまった人は、この報告ができていません。このあたりが、実は、合格、不合格の分かれ道ではないかと思っています。
さて、マインドマップを90分で体験できる「マインドマップ オープン体験会」を定期的に開催しています。1枚のマインドマップをかくことができ、学び方も分かりますので、マインドマップをきちんと学びたいと考えているなら、ぜひ一度ご参加ください。
また、マインドマップのかき方については、以下に詳細が掲載されていますので、あわせて読んでみてくださいね。
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シリーズ記事 「マインドマップで試験勉強」
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- 内容を粗くつかむ
- 内容の詳細をとらえる
- 深く理解する
- 記憶すべきことを確認する
- 記憶のための作戦を練る
- 記憶のためのマインドマップを作る
- 復習スケジュールを立てる
- マインドマップで記憶をテストする
- 年間学習計画を立てる
- 週間学習計画に落とし込む
- 振返りの日記をつける
- 試験を受ける目的を明確にする