特定非営利法人日本メディカルアロマテラピー協会認定スペシャリスト (広島県)
「マインドマップ」という名前は知っていたのですが、初めてマインドマップそのものを見たのは書籍です。
書店で、トニー・ブザンの「ザ・マインドマップ」をみつけ、初めて見たとき、「これがマインドマップか!」という衝撃がありました。
私は、活字で学ぶタイプではなく、人の話を聞いたり、映画を見たりといった、イメージを使う学習のほうが身に付くタイプなのですが、マインドマップを一目見て、「これは使える!」と思いました。
直感的に、いいものだと思ったので、すぐにインターネットで調べました。
基礎講座 (現在の1日集中講座)もありましたが、私は、メディカルアロマテラピーを教える仕事をしているので、自分のためだけでなく、教える際にも、マインドマップを活用したいと思っていました。そこで、きちんとした形で学びたいと思い、すぐにアドバイザー講座に申込みました。
なので、アドバイザー講座に参加するまでは、一度もマインドマップをかいたことがなかったんです。
※マインドマップ・アドバイザー講座は、制度変更のため廃止となりました。
とにかく楽しく、30時間があっという間でした。
初めてマインドマップをかいてみたときには、「私にもできるんだ!」という驚きがありました。絵を描くなんてことは、今までしていませんでしたが、かいてみると楽しく、また嬉しい感覚がありました。
また、アドバイザー講座では、マインドマップについて学ぶだけでなく、マインドマップを、幅広い分野の知識に活用するので、それがとても新鮮でした。
たとえば、演習では、経済や文学など、今まであまり掘り下げたことのない分野についても、マインドマップで深く考えてみることをします。今まで考えたこともないようなテーマなのに、マインドマップを使うと、思考が広がる。これは、私にとっては非常に刺激になり、また自信にも繋がりました。
おかげで、講座が終了した後も、さまざまな分野に対して興味を持ち、深く考えてみるようになりました。
教室で提供できることが、各段に増えています。
たとえば、メディカルアロマテラピーアドバイザーの方が、入門講座を開く際、メディカルアロマテラピーの全体像を説明するのが難しいという声がありました。
そこで、私が、全体像のマインドマップを作成し、アドバイザーの方にご提供したところ、分かりやすいと非常に好評でした。
今後は、身近な人達に、マインドマップを教えて行きたいと思っています。私のマインドマップを使ってもらうだけでなく、自分のマインドマップを作成してもらえるので、さらに喜んでいただけます。
以前は、傾聴中心のカウンセリングだったのですが、さらにプラスして、クライアントさんの話を聞きながら、聞いた内容を、マインドマップにかいてあげるようにしました。これは非常に効果的でした。
マインドマップは、一目見て分かりやすく、全体の関連性が見えるので、マインドマップを見ているだけで、クライアントさんの頭の中がまとまり、自然と気づきが促されます。おかげで、カウンセリングの質も高まり、とても喜んでいただいています。
また、カウンセリングが終わったあと、そのクライアントさんについてのマインドマップを、自分用に作成するようにしています。これを作っておくことで、クライアントさんについての情報を、すぐに思い出すことができ、とても役立っています。
マインドマップの良い点は、「まとまる」ということです。
人に話をする時にも、マインドマップがあることで、まとまりのある一貫性ある話をすることができますし、記憶においても同じです。カウンセリングでも、クライアントさんの頭の中がまとまってきますよね。
マインドマップ・アドバイザーになってから、仕事の幅が本当に広がったなあと感じています。